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交通事故3件を偽装し、 治療費など約5100万円を保険会社からだまし取ったとして、 県警本部交通指導課などは23日、 有田市宮崎町の建設会社経営、 辻村博容疑者(47)と同会社の従業員、 親族ら19人を詐欺の容疑で逮捕したと発表した。
同課によると、 おととし8月14日午後7時15分ごろ、 有田川町で、 辻村容疑者ら5人ずつが普通乗用車に乗って自分たちで起こした追突事故で休業損害補償、 慰謝料など約2682万円をだまし取ったもの。 ほか昨年3月と7月にも同様に追突事故を発生させ、 保険会社2社から合わせて約2431万円をだまし取ったという。
辻村容疑者は主犯格で、 昨年3月と7月の2件でだまし取った約2400万円のうち約890万円を受け取った。 辻村容疑者が経営する会社の従業員らは、 養子縁組や結婚・離婚などして名字を変え、 同じ人物だとばれないようにしていたという。
辻村容疑者らは、 詐欺で得た現金を 「遊ぶ金や生活費にした」 と話しており、 おととし8月の1件のみにかかわった市内のとび職の男(53)のみ 「本当の事故だった」 と否認している。
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