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和歌山労働局は1日、 3月の県内一般職業紹介状況をまとめ発表した。
有効求人倍率 (季節調整値) は0・62倍で前月比0・07ポイント低下、 前年同月比で0・24ポイント低下。 前月から平成16年9月以来の0・6倍台が続いている。 全国の有効求人倍率 (同) は0・52倍、 近畿は0・55倍でいずれも県内が上回り、 前月に引き続いて全国で6位、 近畿で1位の有効求人倍率となった。 新規求人倍率 (同) は0・89倍で前月より0・19ポイント低下した。
新規求人数は (原数値) は4231人で前月比13・5%減、 前年同月比15・2%減 (17カ月連続減)。 有効求人数は1万1298人で前月比2・6%減、 前年同月比19・4%減(17カ月連続減)。
産業別では、 「公務・その他」 で77人増加した以外は、 「製造業」 が303人減などすべての産業で新規求人が減少した。
新規求職者数 (原数値) は5043人で、 前月比17・9%増 (2カ月ぶり増)、 前年同月比20・9%増 (4カ月連続増)。 有効求職者数 (原数値) は1万7599人で、 前月比10・9%増 (3カ月連続増)、 前年同月比12・8%増 (5カ月連続増) となった。 新規求職者のうち離職者は3249人、 うち事業主都合離職は987人 (前年同月比65・9%増) と高い数値を示している。
労働局によると 「半年先の景気を予測するといわれる株価は上昇気味だが、 今後しばらくの間は厳しい状況が続く」 としている。
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