2009年06月27日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

近畿最大級のブルーベリー農園開園へ

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中村市長(右)に説明する中野代表(中)と平岡さん

紀の川市豊田の観光ブルーベリー園クィーンズガーデン (中野雅紀代表) が27日、 オープンする。 めっけもん広場北側の6000平方メートルの敷地に6品種のブルーベリーを1060個のプランターで栽培。 近畿エリア最大級の規模を誇る。 ことしは土、 日曜のみの営業で午前10時から午後5時まで。 ブルーベリーのシーズンが終わる8月の末まで。 入園料は中学生以上800円、 4歳から小学生が400円。

ブルーベリーは乾きに弱いため、 水持ちを考え土の替わりに発泡樹脂を細かく砕いたものを使用。 泥などで服が汚れる心配もないため家族連れなどの集客を見込んでいる。
同園を運営するのは、 共に紀の川市の中野代表(59)、 上野富一さん(50)、 杉本守さん (47)、 平岡龍さん (31)、 山下武志さん(29)の5人。 平成18年に中村代表と上野さんが次世代の農業として体験ブルーベリー農園の立ち上げを計画。 2人に賛同した3人が加わった。 19年には県からアグリビジネス支援事業に認定。 JA紀の里の協力も受け、 植え付けから約1年半をかけオープンした。
23日にプレオープン記念式典が開かれ、 来賓に中村愼司市長、 中岡雅和那賀振興局長、 JA紀の里の厚地諭代表理事組合長らが出席。 中村市長は 「県外からも来てもらえるような農園にしてもらいたい。 地域をつなぐ観光農園になるよう市も応援する」 と祝福。 ブルーベリーを試食し 「自然な味でおいしい。 クィーンズガーデンを機に体験農業が広まってくれればと思う」。 同市豊田の農業、 佐野一男さん (78) は 「最初のうちはちゃんと育つかなと心配していたが、 オープンして安心した。 地域の観光農園として期待している」。
中野代表は今後の展開を 「私たちが先頭に立って体験農業を発展させ、 めっけもん広場を中心に連携できればさまざまな可能性が見えてくる。 体験農業は、 これから農業が生き抜く道」 と意気込んでいる。



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