2009年06月09日

02.政治・経済

小池元大臣「次期総選挙は国防争点」

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講演する小池元防衛大臣

元防衛大臣の小池百合子衆院議員が7日、 和歌山市の和歌山東急インで開かれた県防衛協会の創立40周年記念総会で記念講演。 次期衆院選では国防のあり方、 安全保障に対する具体的な政策が大きな争点になるとの認識を示し、 参加者に自衛隊員の士気を高めるために支援を呼びかけた。

小池衆院議員は小泉内閣で環境大臣、 安倍内閣で女性初の防衛大臣、 国家安全保障担当補佐官などを務めた経験から、 朝鮮半島やアフリカなど現在の国際情勢を分析。 弾道ミサイル発射や核実験で緊迫化する北朝鮮については 「三男が金正日総書記の後継者とみられているが確証はない。 北朝鮮とイランとの関係は中国が介在しているとみられ、 核保有国が広がれば非常に怖い」 と説明。
その上で、 国の公的資金約3000億円が朝鮮銀行に投入された問題を国会で取り上げたことなどに触れ、 「核拡散はなんとしても阻止しなければいけない。 それには人、 モノ、 金の流れをチェックする必要がある」 と訴えた。
また、 地球温暖化対策はエネルギーや食の自給率の問題にもつながり、 日本の安全保障対策でもあると説明。 次期衆院選については 「海上自衛隊の海外派遣など国民の生命、 国の安全を守る国防のあり方、 安全保障政策の中身が問われる重要な選挙になる」 との認識を示した。
講演会には仁坂吉伸知事や大橋建一和歌山市長ら県政財界のトップのほか一般市民を含め約600人が訪れ、 小池氏の話に聴き入った。



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