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市の新たな財源を確保しようと、 和歌山市は、 市役所本庁舎1階と東庁舎2階の壁面などに7基の動画モニターを設置し、 企業等の広告や市政情報を放映する。 12日に設置工事を行い、 14日から放映をスタートさせる予定だ。 県内の自治体では初めての試みだという。
管財課によると、 横浜市や広島市など全国約40の自治体ではすでに導入済み。 市は、 7月に動画モニター設置事業者として長田広告(株)と契約を結んだ。
設置するモニターは、 20インチが4基、 42インチが3基。 放映は1サイクルを6分とし、 4分30秒が企業のCM。 1企業約15秒の放映で、 1分30秒は市政情報を流すという。 26年3月31日までの設置予定。
1カ月の広告料と目的外使用料は、 20インチが1万2500円、 42インチが2万6250円となる。 市は1カ月で12万8250円の固定収入を得る。 今後は、 医業や教育業、 飲食業など30社を目標に広告主を募集するという。
市役所には、 一日に約2400人が来庁。 最も多くの人が訪れる市民課や国民健康保険課付近に4基設置し、 広告効果を上げる。 そのほかに、 紀陽銀行ATM隣とエレベータホール、 東庁舎2階のこども家庭課前にそれぞれ1基ずつ設置する。 同課は 「多くの企業などが広告の一環として利用してくれたら」 と話している。
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