2009年09月05日

02.政治・経済

和歌山市役所にモニター、企業CMで新たな財源確保

市の新たな財源を確保しようと、 和歌山市は、 市役所本庁舎1階と東庁舎2階の壁面などに7基の動画モニターを設置し、 企業等の広告や市政情報を放映する。 12日に設置工事を行い、 14日から放映をスタートさせる予定だ。 県内の自治体では初めての試みだという。


管財課によると、 横浜市や広島市など全国約40の自治体ではすでに導入済み。 市は、 7月に動画モニター設置事業者として長田広告(株)と契約を結んだ。

設置するモニターは、 20インチが4基、 42インチが3基。 放映は1サイクルを6分とし、 4分30秒が企業のCM。 1企業約15秒の放映で、 1分30秒は市政情報を流すという。 26年3月31日までの設置予定。

1カ月の広告料と目的外使用料は、 20インチが1万2500円、 42インチが2万6250円となる。 市は1カ月で12万8250円の固定収入を得る。 今後は、 医業や教育業、 飲食業など30社を目標に広告主を募集するという。

市役所には、 一日に約2400人が来庁。 最も多くの人が訪れる市民課や国民健康保険課付近に4基設置し、 広告効果を上げる。 そのほかに、 紀陽銀行ATM隣とエレベータホール、 東庁舎2階のこども家庭課前にそれぞれ1基ずつ設置する。 同課は 「多くの企業などが広告の一環として利用してくれたら」 と話している。



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