2009年10月30日

00.社会/03.スポーツ

「将来はエース」に、岡田投手1位指名で中日へ

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さっそく中日の帽子をかぶって指名を喜ぶ岡田投手

プロ野球のドラフト会議が29日、 東京都内のホテルで開かれ、 智弁和歌山の岡田俊哉投手が中日ドラゴンズから1位指名を受けた。 同校から高卒でプロ入りするのは橋本良平捕手 (阪神) =3巡目=以来3年ぶりのことで、 岡田投手は 「早く一軍に上がれるように頑張りたい」 と意気込み十分。 以前から中日スカウトは 「岩瀬2世」 と絶賛していたが、 本家本元との投手リレーが見られる日にファンの期待も高まっている。

岡田投手に吉報が飛び込んだのは午後4時20分過ぎ。 6球団が競合した菊池雄星投手 (花巻東) の抽選を中日が外し、 その代わりに岡田投手を指名。 ほかに競合球団がなかったため、 中日が交渉権を獲得した。 いわゆる 外れ1位 だが、 紛れもない ドラ1 でのプロ入りだ。

この日、 岡田投手は通常通り2時過ぎにグラウンドに現れ、 「呼ばれるまで普通に練習です」 とリラックスした表情。 その後、 別室でドラフトの様子をチェックし、 4時半に髙嶋仁監督とともに会見場に姿を見せた。 テレビカメラ7台、 記者など60人が集まっていたため、 これにはさすがに驚いた様子。 ネクタイを締め直すなどやや緊張気味で会見に臨んだ。

岡田投手は 「うれしいです。 中日には若手の投手が多いのでいいチャンスだと思う。 経験を積んでエースと呼ばれる投手になりたい」 などと力強く話し、 髙嶋監督は 「山本昌投手のように200勝を目指し、 息の長い投手になってほしい」 と激励した。

会見後は、 チームメートに指名の報告。 「今日から中日ファンです」 と気の早い後輩も。 バッテリーを組んでいた平野晃土捕手は 「岡田がプロのマウンドで投げているのを見ると感動して泣いてしまうかも」。 来秋のドラフト候補、 2年生の西川遥輝選手は 「うらやましいです。 これから大変だと思うけど頑張ってほしい」 と話していた。



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