2009年10月31日

00.社会

更生保護制度60周年で記念県大会

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法務大臣表彰を受ける保護司の人たち

更生保護の発展と犯罪や非行のない明るい和歌山を目指し、 県保護司会連合会 (島田功会長) らは29日、 市民会館で更生保護制度施行60周年記念県大会を開き、 保護司や更生保護関係者など約600人が決意を新たにした。

島田連合会長は 「近年ますます、 再犯防止が重要視されている。 先人たちの足跡を振り返り、 我々の理念である人権愛や慈悲心を再認識し、 さらなる前進を遂げたい」 と式辞。 続いて和歌山保護観察所の川端英樹所長は 「10年ほど前から治安の悪化が叫ばれ、 より一層県民の理解が必要となっている。 真に地域に根ざした活動ができるようまい進していきたい」 とあいさつした。

社会を明るくする運動の一環として、 毎年行われている作文コンテストで、 県内の小・中学生から応募のあった5519点から最優秀賞に選ばれた小学生の部の市立新南小学校4年の丸山心愛さん、 中学生の部の智弁学園和歌山中学校2年の中西舞さんが、 作文を朗読。 「少しの勇気」 と題し、 自身が5歳の時に女子高生が遊んではいけない場所で遊んでいるのを注意した経験について書いた丸山さん (9) は 「私は悪いことをして怒られても素直に謝れる大人になりたい。 みんなが、 悪いことを、 見て見ぬふりをしないようになればいいな」 と話していた。

そのほか、 保護司や更生保護女性会員、 民間協力者など更生保護関係者425人のうち、 参加した338人に感謝状や表彰状が贈られた。



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