2009年10月30日

01.事件・事故

県の施設入所の女子中学生にみだらな行為、バイトの和大生逮捕

海南署は30日、18歳未満と知りながら女子中学生にみだらな行為をしたとして、和歌山市栄谷の和大生、大庭佑介容疑者(22)を児童福祉法違反の容疑で逮捕した。

同署によると、大庭容疑者は宿直補助員(アルバイト)として勤務していた県子ども・女性・障害者相談センターの一時保護所(同市毛見)で、入所中の和歌山市内の中学生の少女(14)の部屋で、行為に及んだという。

同センターは24時間体制で運営しており、大庭容疑者は職員が手薄になる夜間に勤務していた。

大庭容疑者は「ムラムラして犯行した」と事実を認めているという。

県が内部調査し謝罪
県子ども・女性・障害者センターの宿直補助員(アルバイト)の逮捕を受け県は30日、同センターの植田新一所長や岩橋良晃こども未来課長らが会見し、「県民の信頼を損ねる行為で誠に遺憾」と謝罪した上で、 内部調査の状況を説明した。

事件は、 同センターが一時保護所に入所している子ども全員 (男子6人、 女子3人) に、 最近の出来事などを自由に書かせたメモから発覚した。 事件当日、 女子生徒の部屋には3人が同室しており、 うち1人のメモに大庭容疑者と女子生徒が「エッチした」と、 被害に遭っていることを示す文があったため、同センターが聞き取り調査していた。

植田所長らによると、一時保護所では通常、午後10時の就寝時間以降は正職員が見回っているが、この日はインフルエンザにかかった男児2人の世話を正職員がしていたため、大庭容疑者に見回りをさせていた。

大庭容疑者は8月から勤務を始め同月に5回、9月に3回、10月は4回目の勤務だった。女子中学生は10月16日に入所し、20日が初対面だったという。

宿直補助員は現在10人(男6人、女4人)が登録。和歌山大学の学生が多い。通常の仕事は入所者の世話と、男性は男子の部屋で、女性は女子の部屋で一緒に就寝する。事件の日はインフルエンザにかかった男子2人を女子部屋の1つに移動させ、入所女子3人を別の部屋に移すなど非常時の体制をとっていた。

また、 事件に対し和歌山大学は「事実とすれば誠に遺憾。関係各位にご心配、ご迷惑をおかけして深くお詫び申し上げる」とし、所属ゼミ担当の教員は「おとなしくまじめ。成績も普通で、 学生生活では特に問題はなかった」とコメントしている。



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