2009年11月10日

00.社会

星林高校で初の和歌浦展スタート

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作品を前に卒業生の皆さん

和歌浦をキーワードに、 人と人をつなぐ交流の場を作る 「星林高校和歌浦展」 が9日、 和歌山市西浜の同校で始まった。 学校開放週間の一環で初の開催。 生徒や卒業生、 教職員、 保護者らが制作した作品約70点が展示され、 初日から多くの卒業生らが訪れ、 自分たちが過ごした和歌浦を懐かしんでいた。 13日まで開かれる (午前9時から午後4時まで)。

同校は、 昨年度から万葉故地の和歌浦を探訪する 「ふるさと教育」 を実施している。 今回の和歌浦展は、 学校開放週間を利用して現役生だけでなく、 同窓生や地域住民を交えた世代間交流の場として企画された。 訪れた卒業生からは 「懐かしい景色がある。 とても優しい企画ですね」 との声もあがり、 好評を得ている。 各ブースに分かれ、 風景画のほか、 写真、 絵はがきなどが展示されている。

卒業生が集まってできた会 「わくわくスケッチング」 は、 「母校を訪ねて絵を描きませんか」 と平成16年から毎年テーマを決めて神社や城などを描き、 ことしは万葉故地をテーマに作品を手がけて展示。 50回を超えるスケッチ活動の中から和歌浦にかかわる作品24点を選び、 短歌も添えている。

12期生で、 卒業してことしでちょうど50年を迎える貝加寿代さんは 「後輩たちと和歌浦の作品を通して郷土愛を共有できるうれしさ、 地域の人にもその魅力を紹介できるうれしさがある。 この企画をきっかけに触れ合いの輪を広げていきたいですね」 と話した。

平松正昭校長は 「卒業生でもなかなか学校を訪れる機会がない。 和歌浦をテーマに人と人を結びつけるような場になってほしい」 と話している。
問い合わせは同高校 (073・444・4181) まで。



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