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ネット際でも巧みに攻める明和・松本 |
第37回県中学校バレーボール新人大会が7、 8の両日、 湯浅町の有田郡民体育館を主会場に開かれ、 和歌山市勢が激突した男子決勝では明和がセットカウント2―0で貴志を破り7年ぶり7回目の優勝を飾った。 各地区代表の男子12チーム、 女子16チームがトーナメントで熱戦を繰り広げ、 男子の明和はスピードを生かしたコンビバレーが冴え、 初戦から1セットも落とさず完全Vを達成。女子では和歌山市の貴志・東の合同チームが準優勝と健闘した。
明和男子は3年生が主体だったチームで県内7大会の内6冠を手にしたが、唯一優勝できなかったのが前回の同大会で、先輩たちの雪辱に燃えルーキーたちがはつらつとしたプレーを発揮した。
1回戦が不戦勝で初戦となった2回戦の富田、準決勝の松洋にはほとんどすきを与えず圧勝。決勝では第1セットで貴志に17点を奪われたことがメンバーの気を引き締め、第2セットでは主将を務めるセッター山本の巧みなトスと米澤裕を軸とする攻撃陣の力強いスパイクが決まり、25―9で2セットを連取、新チームでの1冠を獲得した。山本主将は「チーム一丸となっての優勝は本当にうれしいです。失点の時お互いの声が少なかった反省点を直し、次の大会も良い結果につなげたいです」と新たな目標を視野に話した。
《明和》監督=堀口泰均▽主将=山本慎人▽選手=松本大輝、和田直己、米澤裕真、南和良、津守雄大、米澤寛武、山下恵多、花野稜
【男子】1回戦=貴志2―0荒川、湯浅2―1秋津川、富田2―1高積、松洋2―0河北▽2回戦=貴志2―0下津二、大成2―0湯浅、明和2―0富田、松洋2―0粉河▽準決勝=貴志2―0大成、明和2―0松洋
【女子】1回戦=光洋2―0九度山、朝鮮中級2―0岩出二、下津一2―0吉備、富田2―0日高、貴志・東2―0粉河、大成2―1三里、下津二2―1高野口、耐久2―0那智▽2回戦=光洋2―0朝鮮中級、富田2―1下津一、貴志・東2―0大成、耐久2―0下津二▽準決勝=富田2―0光洋、貴志・東2―0耐久▽決勝=富田2(25―18、25―23)0貴志・東
7年ぶりの優勝を飾った明和メンバー
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