優秀5チーム表彰 テレマティクス技術で安全運転

テレマティクス技術(自動車などの移動体と通信システムを組み合わせた情報提供技術)を活用して安全運転の精度を競う「DX版セーフティ・ドライブ・コンテスト」で、優れた成績を収めた上位5チームが表彰を受けた。和歌山東署とあいおいニッセイ同和損害保険㈱和歌山支店が共催したもので、秋の全国交通安全運動期間中の9月30日、和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで表彰式があり、参加者が安全運転への意識を新たにした。
同コンテストは、両者が2025年に締結した「地域の安全・安心に関する包括連携協定」の一環として実施され、22年以降、5回目となる。
今回は7月1日から1カ月間にわたって行われ、県内の企業や団体45チーム135人と個人25人が参加。車両に取り付けた専用の「テレマティクスタグ」とスマートフォンアプリを連携させ、走行データから急ブレーキ、速度超過、運転中のスマホ操作などを自動診断・得点化し、チームごとの合計点を競い合った。
コンテスト期間中、算定対象となった159台の総走行距離は9万3781・2㌔に達した。参加者の安全運転により、燃料消費量は約1175・4㍑節約され、CO2排出量は約2696・3㌔㌘削減されるなど、環境面でも成果を上げた。
式で保田彰署長は「管内の交通事故数は増加傾向にあり、厳しい情勢。自転車への交通反則通告制度導入など交通環境が変化する中、得られた走行データは非常に有益。効果的な交通警察活動を展開したい」とあいさつ。また、小林宏一支店長は「走行データから危険箇所を可視化したマップなどを作成し、警察や関係団体に提供して安全なまちづくりに役立ててもらう。今後も実効性の高い交通安全対策を推進したい」と述べた。
1位に輝いた和歌山自動車㈱の小坂和彦常務取締役は、「当社は常時56台の車が部品納品などで稼働しており、日頃から安全運転を指導してきた。DXシステムにより自分の運転が客観的に点数評価され、社員一人ひとりが自覚を持って取り組めたことが素晴らしい成果となった」、2位の和歌山トヨペット㈱有田インター店の北田昌幹拠点長は「毎日こつこつと安全運転に努めてきた成果が実りうれしい。毎日の朝礼で『昨日は〇点だった』と共有し、全員が常に点数を意識するよう声をかけ合った。リアルタイムでフィードバックされる仕組みだったため、チーム全員で意識を高めて取り組めた」と話した。
入賞チームは次の皆さん。
1位=和歌山自動車㈱本社営業所A▽2位=和歌山トヨペット㈱有田インター店▽3位=日鉄保険サービス㈱日鉄保険チーム2▽4位=和歌山トヨペット㈱CPO岩出▽5位=和歌山トヨペット㈱新点グループ


