決意新たに戴帽式 和歌山看護専門学校
和歌山看護専門学校(和歌山県和歌山市西庄、上野雄二校長)で10月31日、戴帽式が行われ、1年生52人がナースキャップをかぶり看護の道を歩む決意を新たにした。
入学後6カ月の基礎教育を終えた1年生が白衣と帽子を身に着け、看護師の仕事への誇りと自尊心を養い、看護師を目指す者として責任を自覚する式典。照明を落とした講堂で、1人ずつ舞台に上がった生徒は、教員からキャップをかぶせてもらい、ナイチンゲール像から火を分けたろうそくを持って並び、ナイチンゲール誓詞を唱和した。
上野校長は「これから実践的な授業に入ります。病院では教科書に載っていない人とのつながりを学び、感謝の気持ちを持って看護の道を歩んでください」と式辞を述べた。
在校生を代表して、2年生の新田菜々瀬さんが「患者さんの苦しみや訴えを理解し、勇気と喜びを与えられる看護職者を目指して、共に頑張りましょう」と1年生にエールを送り、1年生の椎崎珠奈さんが「支えてくれる皆さまへの感謝を忘れず、きょうの喜びと決意を胸に看護の道を進んでいきます」と決意表明し、1年生全員で宣誓した。