「よいしょ!」 城北小で餅つき大会
和歌山市鷺ノ森南ノ丁の市立城北小学校(山本明広校長)で27日、一足早い餅つき大会が開かれ、全校児童127人が育友会や地域の人らと昔ながらの石臼ときねを使って餅をつき上げた。
米は、5年生が田植えから稲刈りまでを行い育てたもので、ことしは120㌔の収穫があった。蒸し上がったばかりの米が石臼に入れられると、児童たちは杵を力いっぱい振り下ろして「よいしょ、よいしょ」と元気よくついた。
5年1組の山本匠君(10)は「自分たちの作った米をみんなに食べてもらえるのがうれしい」、1年1組の楠見百音ちゃん(6)は「お餅大好き」とにっこり。育友会の垣本英作会長(42)は「子どもにとって自分たちが作ったものを食べる貴重な体験。地域と小学校の交流の場としても大切な行事になっています」と話していた。