東晟良ら活躍期待 アジア競技大会に県選手
「第18回アジア競技大会」が18日、インドネシアのジャカルタとパレンバンで開幕する。和歌山北高校出身の東晟良選手(18)=フェンシング=、和歌山商業高出身の山本沙羅選手(23)=柔道=、伊那中央高2年の四十住さくら選手(16)=スケートボード=、貴志川高出身の倉矢知明選手(21)=アーチェリー=、海南高出身の山本耕平選手(26)=水泳=ら県出身選手も出場する。
アジア最高峰の大会は9月2日まで行われ、日本は史上最多の762人の選手が参加する。日本代表選手団の結団式は13日、東京都内で行われた。
メダルの期待がかかる東選手は、昨年12月の全日本フェンシング選手権で女子初の高校生での優勝を飾っており、ことし4月から姉の莉央選手(20)と同じ日本体育大学に進んだ。「4年に1回の大きな大会に出場できることに感謝したい。個人戦と団体戦ともに金メダルを目標に、気負わず楽しんで試合に臨みたい」と意気込みを話している。
晟良選手は20日の個人戦と23日の団体戦に出場予定。2年後に迎える東京オリンピック・パラリンピックの前哨戦となる大会で、県出身のアスリートの活躍が期待される。