人材育成などで連携協定 和大と白浜エア
和歌山大学(和歌山県和歌山市栄谷、瀧寛和学長)と南紀白浜空港を運営する㈱南紀白浜エアポート(白浜町、岡田信一郎代表取締役社長)は6日、地域人材の育成を含めた地域活性化の推進を目指す包括連携協定を締結した。
協定内容は、大学の教育活動と同社の空港事業を相互活用した実践的教育や、南紀白浜空港から車で約15分に位置する南紀熊野サテライトを活用した地域活性化活動、大学キャリアセンターと同社の人材育成・採用活動との相互連携に関することなど。具体的な事業の展開は今後、協議を重ねていく。
同日は学長室で調印式が行われ、瀧学長と岡田社長が協定書にサイン。瀧学長は「実践型教育を行うにあたり、観光、空港関係の教育を受けられる。就職やインターンシップでも学生が興味を持ち、定着してくれることを期待する」とあいさつ。岡田社長は「学生、先生方の力を借りながら地域活性化に努めたい。連携を積極的に進めていく」と話した。