貴志駅イルミ始まる ニタマ駅長サンタ点灯
和歌山電鐵の冬のイルミネーションが貴志駅(和歌山県紀の川市貴志川町神戸)で始まり、8日に同駅のニタマ駅長、伊太祈曽駅のよんたま駅長がそろって点灯式が行われた。
クリスマスと新年を前に、駅を訪れる人に華やかで晴れやかな雰囲気を味わってもらおうと毎年実施し、通算12回目。昨年は伊太祈曽駅で行ったため、貴志駅では2年ぶりとなった。飾り付けは沿線住民らによる「貴志川線の未来を〝つくる〟会」が協力し、昨年の約5500個を大きく上回る約8200個のLEDの電飾が施された。
点灯式では、午後5時半にニタマ駅長とよんたま駅長がサンタクロースの姿で登場。駅利用者らも見守る中、前足でスイッチを押すと、駅ホームの柵やスロープ、レンガ塀などに装飾されたLEDに光がともり、駅舎は幻想的な雰囲気に包まれた。
学校帰りに訪れた県立向陽高校2年の前田健斗君(17)は「地元ですてきなイルミネーションが見られてうれしい」と話していた。