タニタが東洋ライスに感謝状 健康等貢献で
体組成計など健康関連商品を手掛ける㈱タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長)は8日、精米技術で業界をリードする東洋ライス㈱(本社=東京都中央区銀座・和歌山県和歌山市黒田、雜賀慶二社長)に感謝状を贈呈した。国民の健康や環境保護に寄与する「金芽米」などの商品開発をたたえ、今後の関係強化を確認した。
タニタは、運営するレストラン「丸の内タニタ食堂」(東京都千代田区)で、低カロリーで塩分控えめの食事を提供しており、2012年からご飯に東洋ライスの「金芽米」を使用。「タニタ食堂の金芽米」などのコラボ商品も発売し、現在は全国31カ所の飲食関係の店舗で「金芽米」や「金芽ロウカット玄米」を使用し、顧客満足度を高めている。
贈呈式は和歌山市黒田の東洋ライス本社で行われ、谷田社長(46)は感謝状と記念品の金製の体組成計を贈り、「おいしさ、健康増進、自然環境保護に寄与する精米技術の開発の功績は多大なるもの」とたたえ、東洋ライスの阪本哲生副社長(55)は「独自の技術で世にないものを作り出す社風は両社に共通しており、今後も長いお付き合いをお願いしたい」と応じた。
谷田社長は、記念品の体組成計にふれ「子どもの頃から体組成計に乗り、金芽米を食べる習慣を身に付けて、多くの人に長く健康的な生活を送ってほしい」と話した。
同社はこれまでにも、味噌や乳製品メーカーなど、コラボ商品を手掛けている企業数社に感謝状を贈っている。