感謝の気持ちをはがきに サンキュー差出式
「サンキューの日」の3月9日、感謝の気持ちをはがきで伝える「ありがとうメッセージはがき」の差出式が和歌山県和歌山市の和歌山駅前通商店街で行われた。
NPO紀州お祭りプロジェクト(西平都紀子代表)が主催、同市内の郵便局が協力。「ありがとうを言い合えるまち」を目指して始まった企画で、ことし11回目を迎えた。
寄せられたはがきは、昨年8月に行われた紀州よさこい祭りの会場や市教委を通じて小学3~6年生が書いた計6480通。ありがとうマークの消印を押印し、全国へ一斉に発送した。
華やかな衣装に身を包んだよさこい5チームが踊りを披露し、各チーム1人ずつ自分の書いたはがきの文章を読み上げてポストへ投函。西平代表(55)らが寄せられたはがきを配達員に手渡した。
よさこいに出合えたことへの感謝をつづった紀州龍神の向井章さん(51)は「よさこいを通して、和歌山を元気にしていきたい」と笑顔。西平代表は「自分の字で気持ちを形にすることは大切なこと。日本中が温かい気持ちになれば」と話していた。