新時代の美術+アート ビュッフェファイヴ
和歌山県海南市大野中の画廊ビュッフェファイヴ(堀内俊延代表取締役)で12日まで、「令和元年 現代美術アート+アート展」が開かれている。村上隆、関根美夫、元永定正、横尾忠則ら人気作家や若手作家約20人の個性的な絵画と立体作品約40点が楽しめる。
郷土ゆかりの湯川雅紀さんの「円の世界」をはじめ、北川宏人さんの造形作品、初紹介となるU‐die(ユーダイ)さんのネオ・シルクスクリーンなど、さまざまなジャンルが並ぶ。
U‐dieさんが取り組むのは、自身が創作したコミックをページ順に並べて絵画に仕上げるという新しい技法。アメリカの映画女優、マリリン・モンローの肖像画を表現した1枚も、近寄ると1枚1枚がコミックになっていることが分かり、その世界をのぞくことができる。
堀内代表は「さまざまな技法でこれまでにない新しい作品を生み出すのが現代アートの面白さです」と話し、来場を呼び掛けている。
午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。8日は休み。問い合わせは同所(℡073・482・1994)。