アジアの美でグランプリ 前さんが市長訪問
年齢や国籍、未婚既婚を問わずアジアの美しさを競う「ミズアジアンビューティー2019日本大会」(7月6日、北海道ニセコ町)でグランプリ6人のうちの1人に選ばれた和歌山県和歌山市のダンス講師、前朋子さん(54)が18日、市役所に尾花正啓市長を訪ね、受賞を報告した。
同大会は「アジアとしての美」を体現できることのみを出場資格とした新イベント。SNSと一般客の投票でグランプリが決まり、2回目の今大会は国内の各エリア大会を通過した19人が競った。
前さんは京都の着物PR大使を務めており、着物の新しい着方を知ってもらおうと打ち掛けをリメークしたドレスでステージに。冠を着けて15㌢のヒールを履き、楊貴妃をイメージした姿で舞った。
前さんはドレス姿で市長室を訪れ、市議会の古川祐典議員と共に尾花市長と歓談。グランプリを受け、和歌山でもミセスコンテストを計画している人がおり、実現に向け一緒に携わっていきたいと活性化へも意気込み。着物については「着物離れが進む中、着方を広めるイベントを和歌山でできたら」と話した。
ミズアジアンビューティーについては「年齢や体重など制限がないのが魅力。『私なんて』と思う人も一歩踏み出せる大会だと思う。グランプリとして、次の世代に大会をつなぎ憧れてもらえる存在になれば」と明るく語った。