自民・公明で6割 参院選県内比例区の結果
21日に行われた第25回参院選の和歌山県内比例代表の開票結果(小数点以下は四捨五入)は、自民党が16万3837票(前回2016年=17万4143票)、得票率41・69%でトップ、次いで公明党が6万9040票(同7万9133票)、得票率17・57%で2位となり、与党で県内得票のほぼ6割を占めた。
3位は日本維新の会の5万1053票(得票率12・99%)で、自公両党と合わせて、憲法改正に前向きとされる勢力の得票は県内で7割を超えた。
和歌山選挙区で候補を一本化した野党4党の得票率は、共産党が9・07%、立憲民主党が8・31%、国民民主党が4・77%と一定の存在感を示したが、社民党は0・78%で1%を割り込んだ。
その他の野党では、全国で2議席を獲得したれいわ新選組が得票率2・70%、1議席を獲得したNHKから国民を守る党が1・13%などだった。
個人名で県内最多得票だったのは、4選を果たした公明の山本香苗さんの4万8382票。れいわの山本太郎代表は、党全体の得票の半数近い4998票を獲得した。