水辺を彩るハスの大輪 平池公園で2種が見頃

和歌山県紀の川市貴志川町の平池緑地公園で、大賀ハスとベトナムハスの2種のハスが見頃を迎え、ピンク色の大輪が水辺を彩っている。

大賀ハスは約2000年前の地層から発見された種子が発芽し、同公園には、美浜町の和歌山大賀ハス保存会から分根されたものを2010年に植栽した。ベトナムハスは13年に越日友好議員連盟から同市に贈られ、15年に分根された。

日越友好の地となっており、6月30日には、ベトナムのグエン・スアン・フック首相夫妻らが訪れている。

2種のハスは6月から9月にかけて咲き、大きく開いている花もあれば、ふっくらとしたつぼみもある。水面はハスの葉で覆われ、雨の日には中心に雨水がたまっている様子も見ることができる。

和歌山市から初めて訪れた女性(48)は「すごくきれいで雨がよく似合う花ですね。とても気持ちの良い場所です」と話していた。

雨がよく似合う花ですね。とても気持ちの良い場所です」と話していた。

雨空に咲くベトナムハス