元気に「ぺったん」 園児が一足早く正月気分
おのみなと紀泉台幼稚園(和歌山県岩出市相谷、田村歓彰園長)で5日、園児らが毎年恒例の餅つきを楽しんだ。3~6歳の園児約200人が一足早い正月気分を味わい、園庭にもち米の匂いと子どもの元気な掛け声が広がった。
年長の園児は法被にはちまき姿で参加。蒸したてのもち米が臼に入れられ、職員らが杵でつき始めると、見ていた園児は「よいしょ! よいしょ!」と餅をつくのに合わせて声を掛けた。
園児の餅つきは小さいきねで行い、友達や保護者の掛け声に合わせて餅をついた。年中、年少の園児も餅をつき、出来たての餅は保護者が丸め、園児はきな粉をかけて温かい餅を頬張った。
瀬戸真人君(5)は「軟らかくておいしかった。お餅はきねでつくとむにゅっとしていて楽しかった」と話していた。