ライオン像にジャンボマスク 和市の保育園

和歌山県和歌山市茶屋町の保育園「アン・キッズ・アカデミー」(佐久間明子園長)では、玄関先のライオン像がマスクを着用し、園児たちを出迎えながら新型コロナウイルスの感染予防に努めている。

ライオン像は5年ほど前に設置され、園児が「ライアン」と名付け、親しまれている。クリスマスなど季節の行事の時期になると、いろいろな衣装や道具で飾られている。

感染予防のため毎日マスクを着けて通っている園児が、ライアンも感染しないようにマスクを着けてあげたいと提案し、太めのゴムや包帯を使ったライアン専用の大きなマスクが作られた。

同園ではマスク着用の他、園から帰る時の園児と保育士のハイタッチを控えるなど、感染予防に努めている。

佐久間園長(70)は「子どもたちが元気に過ごせるよう予防している中、ライアンも一緒に頑張っている。一日でも早く、子どもたちを抱きしめてあげられる日が来てほしいと思う」と話していた。

ライアンも一緒にマスクで感染予防

ライアンも一緒にマスクで感染予防