災害リアルに再現 和市がVR防災体験車導入

和歌山市消防局は、バーチャル・リアリティー(VR)により火災・地震・津波の3種類の災害現場をリアルに疑似体験できる「VR防災体験車」を導入している。

㈱賃貸住宅センター(美園町)の塚本治雄代表取締役が寄贈し、東京消防庁に次いで全国で2番目に配備された。

4台のVRチェアが搭載され、VRゴーグルを装着することで、360度の立体映像と連動するチェアの揺れにより、リアルな擬似体験ができる。

同車両は、消防局防災学習センターの開館日に体験できる他、出前講座(防火防災のつどい)で市内各地に出張する。

揺れと映像で気分が悪くなる可能性があり、対象年齢は7歳以上(13歳未満は保護者の同意が必要)としている。

また、妊娠中の人や高血圧、心臓疾患のある人、乗り物に酔いやすい人などは利用できない。

詳しくは市ホームページ(ページ番号1000181)に掲載している。問い合わせは予防課(℡073・427・0119)。