ラジオ体操続け10周年 ビッグホエール前で

和歌山県民の健康意識を高めようと、県スポーツ振興財団が平日の毎朝午前8時から和歌山市手平の和歌山ビッグホエール前で開くラジオ体操が、8月で10周年を迎える。「紀の国わかやま国体・大会」(2015年)の前年にスタートした取り組み。40~90代の地域住民が参加し、元気に一日の始まりを迎えている。

地域交流の場づくりや健康増進などを目的に2014年8月に開始。当初は1カ月限定のつもりだったが「続けてほしい」という声が多く、現在まで続いているという。当初は二十数人だった参加者は徐々に増え、18年に累計3万人、22年には6万人を突破している。

土・日・祝日を除く毎日、1級ラジオ体操指導士の中川聖子さん(80)指導のもと実施。この日は雨の中、約40人がビッグホエールのロビーに集まった。

中川さんは「厳しくせず、それぞれが自分の体調に合わせ、無理せず、自由に楽しくやってきたから続けられたのかもしれない」と話す。

10年前から参加している西村広子さん(74)は、胃がんを手術した時に1カ月休んだ以外はほぼ毎日来ているという。「ここに来ると一日のリズムができ、心も体も整う。毎日みんなと会うのが喜びになっている」とにっこり。

同財団の横尾英治理事長は「皆さんの健康づくりをサポートするため、10周年を契機にますます盛り上げ、ずっと続けていきたい」と話している。

31日には「和歌山ビッグホエールラジオ体操10周年記念の集い」が午前8時から9時まで、同アリーナで開かれる。記念式典、ラジオ体操ミニ講習などがあり、誰でも参加できる(上靴持参)。

問い合わせは和歌山ビッグホエール(℡073・433・0035)。

ラジオ体操で汗を流す参加者

ラジオ体操で汗を流す参加者