「ごたま」がキャラデビュー 猫の日に

3猫駅長が勢ぞろいしてお披露目
3猫駅長が勢ぞろいしてお披露目

「ニャン・ニャン・ニャン」の語呂合わせで「猫の日」とされる2月22日、和歌山電鐵㈱貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市貴志川町神戸)で、同駅ふく駅長である「ごたま」のキャラクターデザインがお披露目された。

「ごたま」、貴志駅長「ニタマ」、伊太祈曽駅長「よんたま」の3猫駅長が勢ぞろい。帽子をかぶり、丸みを帯びた愛らしい「ごたま」のデザインを発表。ごたまは先輩や多くのファンらに見守られる中、同社の小嶋光信社長によると、「これからキャラも一緒にかわいがってくれニャン」と呼びかけていたという。

ごたま目当てに島根県松江市から訪れた伊藤匠さん(43)は「先輩にも何度か威嚇していた」と驚き、「初めて見に来たけれどごたまのポテンシャルの高さを強く感じた」と今後の成長に期待していた。

同駅などで、ごたまをモチーフにしたボールペンやハンカチ、シールなどの販売を開始した。

コラボイベント開催 漫画『夏目友人帳』

また、漫画『夏目友人帳』の連載開始22周年を記念したコラボイベントを実施することも発表。主人公が同駅と同じ名前の夏目「貴志」であることなどからコラボが決まった。

6月6日までの間、和歌山、伊太祈曽、貴志の各駅でコラボスタンプラリーを展開。各駅でデザインが異なるニャンコ先生の等身大パネルも設置する。

3月6日から6月6日までの間には、たま電車の前後に直径45㌢のコラボ限定ヘッドマークを掲げて運行。車内本棚とショーケースに同漫画22年分やぬいぐるみなどを並べる。ドア上や窓上、つり革などにポスターの掲示もある。