和歌山から全国、世界へ ベストオブミス3人

世界的ミスコンテスト「ミス・ユニバース」など三つの大会の和歌山代表を決める最終選考会「2025ベストオブミス和歌山」で選ばれた和歌山代表者らが14日、和歌山市役所を訪れ、尾花正啓市長に今後の抱負などを伝えた。
同大会は地域経済の活性化や地域ブランドの向上、女性としての才能の発掘などを目指し、同市神前の森田メリヤス㈱が運営。合同選考会として初開催した。
訪問したのは大学生の日本一を決める「ミス・ユニバーシティ」同代表の平野莉沙さん(23)、美しさと地球環境保護を結び付けた国際コンテスト「ミス・プラネット」同代表の三崎海色(うい)さん(26)、「ミス・ユニバース」同代表の髙橋美紅さん(26)。
近畿大学医学部5年生で、県のへき地医療の貢献を目指して学ぶ平野さんは、「地方大会で応援していただいたたくさんの方に応えられるように、周りに感謝して日本一を目指したい」と笑顔。同市出身、紀の川市に住む3児の母で会社員の三崎さんは「SDGsをもっと学んで自然豊かな和歌山の良さをアピールしたい。和歌山を盛り上げるきっかけになれば」、6年前から東京で女優・モデルとして活動する和歌山市出身の髙橋さんは「昨年、精神的に落ち込んだことから、自分を大切にすることが周囲の人への配慮や環境を大切にする源につながると気付いた。モットーの『ラブマイセルフ』を伝えていきたい」と話した。
尾花市長は「和歌山から世界へアピールしていただき、発信にご協力いただけたら」と話した。
3人は7月から9月にかけて開かれるそれぞれの大会に向け、ウオーキングやパフォーマンス練習などに励むという。