関西1部優勝へ アルテリーヴォ決起イベント

決意を述べる三枝監督
決意を述べる三枝監督

関西サッカーリーグ1部(関西1部)の開幕を前に、アルテリーヴォ和歌山(関西1部所属)のキックオフイベントが、和歌山市湊通町北のホテルアバローム紀の国であり、サポーターやスポンサー企業関係者など約180人が集まった。

同クラブは2022~23年は関西1部を連覇したが、昨季の結果は3位。今季は新たに国内外で指導経験を持つ三枝寛和監督が就任し、新加入選手は15人の体制で臨む。児玉佳世子社長は「ことしは王者奪還。そして昇格の年にしたい」と意気込んだ。

この日は県内自治体の首長らも参加。岸本周平知事は「地域チャンピオンリーグでの勝利をみんなで支えていきたい」と激励した。

その後、サポーターの声援などが鳴り響く中、選手たちと三枝監督が登壇。串本町出身で3年連続主将を務める小久保裕也選手が「JFL昇格、そしてその先のJリーグ参入に向け、全員で戦っていく」と決意を述べた。

三枝監督は「全力で戦う。皆さんも一緒にスタジアムで戦ってください」とあいさつした。

初戦は12日午後4時、紀三井寺公園陸上競技場で神戸FC1970(兵庫)と対戦する。