県内331の小中学校で 全国学力テスト実施

調査開始を待つ児童ら
調査開始を待つ児童ら

文部科学省による2025年度の全国学力・学習状況調査が17日、全国の国公私立小中学校、計2万8149校(小学校1万8517校・中学校9632校、8日時点)で一斉に実施された。

調査は、全国的に児童生徒の学力を把握・分析して、指導の充実や学習状況の改善に役立てることなどが目的。全国の小学6年生と中学3年生を対象に、本年度は小学校で国語と算数、理科、中学校で国語と数学、オンライン形式で理科が行われた。

本年度は児童生徒に学習の意欲、方法、環境などを尋ねる質問調査がオンラインで行われた。

和歌山県内の公立では、小学校218校、中学校113校、(8日時点)を対象に実施された。

17日、和歌山市湊の湊小学校では計19人の6年生が調査を受けた。児童は調査についての説明を聞き、配布された解答用紙に個人を判別するための二次元コードシールを貼るなどの準備をして、調査開始を待った。

問題、正答例、解説などについては国立教育政策研究所のホームページに掲載される。