往年のデザイン復活 7月5日~特急くろしお運行

JR西日本は、特急くろしおの運行開始60周年を記念し、往年の車両をイメージしたラッピング列車を7月5日から来年2月28日まで運行する。
くろしおは1965年に天王寺―名古屋間で運行を始め、89年に現在の京都―新宮間となった。今回、復刻デザインとして使用するのは、89年当時から運行していた381系「スーパーくろしお」。現在運行している287系(6両・1編成)の1号車と6号車にラッピングを施し、ヘッドマークは60周年限定のデザインを採用する。
運行区間は新大阪駅~新宮駅間で来年2月28日ごろまで(車両運用の都合や運行状況により運転しない日がある)。
また、ラッピング列車の7月5日の初列車は、日帰りの団体貸切列車で運行。「くろしお60周年記念号で行く白浜への旅」として、tabiwa by WESTER内の「tabiwaトラベル」内「鉄道ファンの宝箱」で販売している。
往路は神戸~北方貨物線~新大阪・大阪~白浜、復路は白浜~天王寺。
乗客には、特急くろしお60周年記念弁当、ツアーオリジナルグッズ、アクリルキーホルダー、ヘッドマークラバーキーホルダー、懐かしの硬券の記念乗車証をプレゼント。
車内では、くろしおツアーグッズや紀勢本線にちなんだ鉄道グッズなどの販売もある他、ゲーム大会を実施し、各号車1位の人には特急くろしお60周年記念ピンバッジを贈る。ツアーの詳細は同サイトで確認できる。