10人が決意新たに 大新交通少年団が入団式

大新交通少年団員の皆さんら
大新交通少年団員の皆さんら

和歌山市新大工町の大新小学校の児童で結成する「大新交通少年団」の本年度入団式が同校で行われ、6年生8人、4年生2人の計10人が団員として、地域の交通安全に貢献する決意を新たにした。

同団は1981年に設立。同団員は、交通安全に関する勉強会で交通ルールの知識を身に付けるとともに、同校周辺で交通安全街頭啓発を実施するなどし、安心安全な地域づくりに努めている。

入団式には神屋敷久美団長、和歌山東署、県交通安全協会和歌山東支部、県PRキャラクターのきいちゃんらも参加。同署交通課企画係の三ツ矢真由美係長は「地域の交通安全のため、これからも大新交通少年団が長く続くよう、頑張っていきましょう」とエールを送った。

神屋敷団長は「これからは大新小の代表として交通安全を呼びかける。地域の人たちの安全を守れるよう、体と心を鍛えてください」と激励した。

その後、児童らは同団の象徴である赤いスカーフを身に着け、「みんなで交通安全を呼びかけます」などの三つの交通安全に関する「ちかいの言葉」を声を合わせて読んだ。

中谷一絵さん(6年)は「事故がなくなるように自分も交通ルールを守って、周りのみんなにも『交通ルールは大切』と呼びかけていきたい」と意気込んでいた。