視点の違い楽しんで 大野公民館写真教室展

大野公民館写真教室の皆さん
大野公民館写真教室の皆さん

和歌山県海南市の大野公民館写真教室の写真展が15日まで、JR海南駅構内のギャラリーコーナーで開かれている。

風景写真を主に、一眼レフカメラやスマートフォンなどで同会メンバー6人が自由に撮影した18点の作品が並ぶ。

同教室は20年以上活動する歴史あるクラブ。メンバーそれぞれが山や海などに出かけた先で撮影を楽しみ、毎月第4木曜に集まり、講師の保田敏博さん(75)にアドバイスを受け、腕を磨いている。

メンバーの古畑秀一さんは、白浜町のアドベンチャーワールドで写したパンダの写真を展示。座って懸命に笹を食べている姿に思わず笑みがこぼれるような一枚。「中国へ帰ってしまうことを受け、見てこようと思い会いに行った。撮れて良かった」と話す。

他にも、趣味の山登りの途中に出合った雲海の景色や高野山での山王院竪精、散歩途中で見た菊や木々、旧野上鉄道、ヨットなど、それぞれ視点の違いが楽しめる。保田さんは「身近な写真も多く、皆さん上手。近くに来たらぜひ立ち寄ってみてください」と話している。

午前9時から午後6時(最終日は4時)まで。問い合わせはヤスダカメラ(℡073・482・3323)。