観光振興へ和歌山市と連携 けやきイルミ実行委

協定書を手にする古澤委員長(左から4人目)、尾花市長(同5人目)、実行委員会の皆さん
協定書を手にする古澤委員長(左から4人目)、尾花市長(同5人目)、実行委員会の皆さん

光の力を活用した持続可能な観光振興を目指し、和歌山市と和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会(古澤良祐委員長)は「光で彩る観光振興に関する連携協定」を締結した。

同実行委は㈱タカショーデジテックや㈱テレビ和歌山をはじめ県内企業などで組織。2023年から、市中心部のけやき大通りを光で彩るプロジェクト「けやきライトパレード」を2年続けて開催している。

今回の協定では、地域観光資源を活用した観光コンテンツの充実、ナイトタイムエコノミーの推進、観光客誘致のための受け入れ体制整備、国内外への魅力発信、和歌山城のさらなる魅力の向上・活用などに連携して取り組むとしている。

締結式は市役所市長室で行われ、実行委から古澤委員長や大越康臣副委員長らが出席し、尾花正啓市長と古澤委員長が協定書に署名した。

古澤委員長は、24年度のけやきライトパレードにより2・1億円の経済波及効果が生まれたことなどを報告。今後の発展に向けて、「皆でつくり上げていくことが継続の上でも重要になる。市と協力してさらに多くの人がつながるようにしたい」と話した。

尾花市長は「どんどん夢を実現していただいている。協定を機にさらに連携して、まちなかが元気に、明るくなるよう取り組んでいきたい」と述べた。