終盤戦へ熱気高まる 県都中心に各候補舌戦

 参院選は終盤戦に突入した。期間中最後の日曜日を含む13~15日の3連休、県関係の選挙区、比例区の各候補は大票田の和歌山市や紀北地域を中心に走り、駅前や量販店での街頭演説、商店街を歩いての訴えなどに汗を流した。現職大臣を迎えて演説会を開く陣営もあり、支援者らの熱気も高まる連休となった。

 和歌山選挙区 幸福実現新人の久保美也子候補(52)は、13日は海南、紀の川、岩出各市を街宣。14日は大門未来党財務局長と共に和歌山市内各地で街頭演説などを行った。15日は田辺市と西牟婁郡へ移動した。

 共産新人の原矢寸久候補(61)は、13日は海南市と紀美野町で10回以上の演説をこなし、14日は和歌山市で街宣。ぶらくり丁を歩き、北部の住宅街などで演説した。15日は橋本市や伊都郡を回った。

 自民現職の世耕弘成候補(50)は、選挙区入りは4、11、20日のみ。他は内閣官房副長官の公務や党候補の応援に走る。13日は岐阜、三重、滋賀、14日は四国4県、15日は岩手と北海道を回った。

 自民元職の大江康弘候補(59)は、全国区ながら地盤の県内を中心とした選挙戦を展開。13日は有田地域、14日は海南・海草地域を回った。「地方の声を国政に届けなければならない。和歌山を知る思いは他の比例候補の誰にも負けない。和歌山からもう一人議員を」と訴えた。「北酒場」などのヒットで知られる作詞・作曲家の中村泰士さんが応援で同行した。15日は和歌山市を街宣した後、大阪に移動した。

 関西を地盤とする公明現職の山本香苗候補(42)は14日、和歌山市のJR和歌山駅前で同党の太田昭宏国土交通大臣と共に街頭演説。山本候補は「参院のねじれを解消し、政治の安定を実現したい。国民の声を届ける役割を公明党に」と訴えた。太田国交相は「景気は良くならない、と人の心までデフレになっていたのを打ち破ったのが新生自公政権だ」と述べ、経済再生や防災・減災の実現へ強い意欲を示した。

比 例 区  幸福実現新人の久保美也子候補(52)は、13日は海南、紀の川、岩出各市を街宣。14日は大門未来党財務局長と共に和歌山市内各地で街頭演説などを行った。15日は田辺市と西牟婁郡へ移動した。

 共産新人の原矢寸久候補(61)は、13日は海南市と紀美野町で10回以上の演説をこなし、14日は和歌山市で街宣。ぶらくり丁を歩き、北部の住宅街などで演説した。15日は橋本市や伊都郡を回った。

 自民現職の世耕弘成候補(50)は、選挙区入りは4、11、20日のみ。他は内閣官房副長官の公務や党候補の応援に走る。13日は岐阜、三重、滋賀、14日は四国4県、15日は岩手と北海道を回った。

 自民元職の大江康弘候補(59)は、全国区ながら地盤の県内を中心とした選挙戦を展開。13日は有田地域、14日は海南・海草地域を回った。「地方の声を国政に届けなければならない。和歌山を知る思いは他の比例候補の誰にも負けない。和歌山からもう一人議員を」と訴えた。「北酒場」などのヒットで知られる作詞・作曲家の中村泰士さんが応援で同行した。15日は和歌山市を街宣した後、大阪に移動した。

 関西を地盤とする公明現職の山本香苗候補(42)は14日、和歌山市のJR和歌山駅前で同党の太田昭宏国土交通大臣と共に街頭演説。山本候補は「参院のねじれを解消し、政治の安定を実現したい。国民の声を届ける役割を公明党に」と訴えた。太田国交相は「景気は良くならない、と人の心までデフレになっていたのを打ち破ったのが新生自公政権だ」と述べ、経済再生や防災・減災の実現へ強い意欲を示した。