最年少お手玉2段 高松小2の江澤さん
和歌山市立高松小学校2年生の江澤迪(いたる)さん(7)が、日本のお手玉の会が認定する「お手玉段位」で2段を取得し、県内最年少の有段者になった。2段の条件は、片手で2つのお手玉を15秒以内に30回以上続けること。江澤さんは「合格できてうれしい!」と弾けるような笑顔を見せる。
同会和歌山支部(森勝代支部長)によると、これまで6年生で2段、3段を取得する児童はいたが、2年生での段位取得は最年少で、初めてとなった。
江澤さんは、年長園児のころに、和歌山のお手玉の会・ななこの会が県立図書館(同市西高松)で開いているお手玉教室に参加し、お手玉を始めることに。「頑張ればだんだんとお手玉ができるようになって楽しい」と感じ、できるだけ毎月の教室に参加してきた。練習の成果もあり、小学校1年の時、片手で2個のお手玉ができるようになった。
先月、初挑戦となった認定試験で1発合格。今月2日の教室では同会メンバーら約20人の前で、森支部長(69)から認定証を受けた。
両手で行う2つのお手玉は800回以上続けられるという江澤さん。「次は両手で3つのお手玉をやる3段に挑戦したい」とにっこり。森支部長は「姿勢もお手玉を見る視線もすごくいい。お手玉を伝承できたかなと、うれしい気持ち」と喜びを話した。