癒やしのブーゲンビリア 畠中整骨院で満開

和歌山県和歌山市小松原の小松原畠中整骨院(畠中宰治院長)で、入り口に植えられたブーゲンビリアが満開になっている。

同所でヨガ教室を開く畠中信子さん(77)が40年ほど前に植えたもの。はじめは鉢植えで咲いていたが、整骨院の前に植え替えたところ成長し、建物の4階あたりまで成長したという。3年ほど前、建物を工事した際には枯れそうになったが、知人に剪定(せんてい)してもらい2階くらいの高さになって復活した。

ブーゲンビリアは熱帯性のつる植物で、ピンクやオレンジといった華やかな色の花びらに見える苞(ほう)と中央に小さな白色の花を咲かせる。花は冬まで長期間にわたって見られる。

現在は週に1度肥料を与え、地面が乾燥したタイミングで水を与えている。枝が折れやすいため、成長に合わせて支柱も添えている。訪れる患者からもアドバイスをもらいながら育てているという。入り口では他の植物も育てており、この季節はプルメリアやバラも咲いているという。

信子さんは「花を眺めながら来る患者さんもおり、『ブーゲンの畠中さん』と呼ばれることもある。今は大変な時期だけど、癒やしを与えてくれる存在になっているのでは」と話している。

2階まで伸びるブーゲンビリアと畠中院長㊨、信子さん

2階まで伸びるブーゲンビリアと畠中院長㊨、信子さん