副大臣11カ月の任終え感謝 今後も重要課題の取り組みに全力
昨年10月2日に発足した第4次安倍改造内閣において、文部科学副大臣兼東京オリンピック・パラリンピック競技大会、ラグビーワールドカップ担当内閣府副大臣に就任をさせていただきました。就任後、文部科学省が担当する諸課題の解決に向けて、「障害者雇用推進チーム」「障害者活躍推進チーム」「外国人の受入れ・共生のための教育推進検討チーム」「児童虐待死の再発を防止する厚生労働省・文部科学省合同プロジェクトチーム」等、10のプロジェクトチーム・検討チーム等の座長・共同議長を務めさせていただき、プランの公表もさせていただきました。今回の内閣改造により、9月13日に無事、その任を終えることができましたが、中身の濃い、充実した約11カ月でした。これも、皆さまのご支援、ご指導をいただいたおかげと、心より感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
就任時に私が担当いたしました「ラグビーワールドカップ2019日本大会」も、いよいよ大詰めとなっています。日本代表チームは、初めて決勝トーナメントに出場を果たし、日本の隅々までたくさんの勇気と希望、そして感動を与えてくれました。特に、台風の被害にあわれた多くの人たちへ勇敢なプレイで元気をおくっていただき感謝致します。
先週の土曜日に、「和歌山大学創立70周年の記念式典」に、また、一昨日には「北山村制130周年記念式典」に出席させていただきました。和歌山大学は、豊かな人間性を育てる教養教育と一つの専門性に偏らない分野横断的な専門教育により、創造性と応用力に富んだ人材を育成するとともに、地域の企業や自治体と連携した実践的な課題にふれる学びにより、柔軟な社会性と対人関係力を養い、地域社会に貢献する人材の輩出を目標とされています。
先月行われました「第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会」に合わせて実施されました高野山へのエクスカーションでは、和歌山大学観光学部の皆さんが海外の皆さんをアテンドしていただき、大変好評を得ました。
また、北山村には、度々訪問させていただいています。今月6日には「第31回村民運動会」が行われ、私も玉入れや椅子取りゲームなど村民のみなさんと一緒に参加し、交流を深めさせていただきました。全国唯一の飛び地の村の北山村は、明治4年に廃藩置県が実施された時に、地理的には奈良県に属するところを和歌山県とのつながりが強いところから和歌山県に編入され、さらに、平成の大合併の折も飛び地という特殊な地理的条件から合併を断念し、単独の道を選択、村民の皆さんが先人たちが築いてきた北山村を力を合わせて守って来られた130年の熱い思いを記念式典であらためて感じました。
さて、今月5日で、自公連立から20年の節目を迎えました。自公連立は、政治の安定をめざし、内外の重要課題を乗り越えるという大局観に立って協力をし合ってまいりました。今後も、誠実、真摯に政権運営に当たり、国民の信頼を確保していくという原点を忘れず、一層緊張感を持って国内外の重要課題に取り組んでまいります。