紀陽銀行、ホールディングスと合併へ
㈱紀陽銀行と㈱紀陽ホールディングス=紀陽HD=(ともに本社・和歌山市本町)は10月1日付で合併する。紀陽HDが吸収され、紀陽銀行が存続する。紀陽HDが13日、発表した。
紀陽HDは平成18年に同行と旧和歌山銀行の経営統合をスムーズに進めることを目的に、両行の持株会社として設立。合併から6年以上が経過し、経営統合の推進や統合効果の早期実現がほぼ達成し、今後、意志決定の迅速化や業務の効率化を図るため、グループ体制を再編することになった。
紀陽HDは9月26日に上場を廃止し、10月1日に紀陽銀行が東京証券取引所市場第一部に上場する予定。株式の割当比率は、紀陽HDの普通株式と優先株式それぞれ10株に対し、紀陽銀行の普通株式と優先株式1株。代表取締役頭取は片山博臣氏。