10日からルート変更 南海高野線代行バス
南海電鉄㈱は、台風21号の影響による南海高野線の線路故障のため、橋本駅―高野山駅間でバスやタクシーによる代行運転を実施している。同社は10日の始発から代行バスのルートを変更する。
同線の上り線は上古沢駅で路盤の土砂が流出し、線路故障が発生。高野下―極楽橋間で運転を見合わせている。これから本格的な降雪シーズンに入り、降雪や凍結時に大型バスを運行することができないため、代行バスの運行は橋本駅―金剛峯寺前とし、途中の大門南で乗り換えとする。大門南―金剛峯寺前の間は途中の停留所で乗り降りできる。代行バスの発着や、鉄道と代行バスの接続に関する時刻表は同社のホームページで公開されている。
同社は県と共に上古沢駅周辺の地盤調査や復旧計画の策定を進めており、4月の運転再開を目指している。
代行バスに関する問い合わせは、南海テレフォンセンター(℡06・6643・1005)。