花粉症の症状緩和 中野BCがサプリメント開発
海南市藤白の酒造メーカー 「中野BC㈱」 (中野幸生社長) は来年1月11日、 柑橘系の果実 「ジャバラ」 などを使ったサプリメント 「アトピタン みかんとじゃばらの力」 を発売する。 両果実の果皮に含まれる成分には、 花粉症やアレルギーなどを抑える効果があるという。
これまで同社では、 花粉症緩和に効果があるとされる青ミカンの果皮について研究してきたが、 果皮に含まれる成分が体の中で溶けにくく吸収されにくいため、 効果に個人差があった。 そこで同社はミカンと同じ柑橘系のジャバラに注目。 ジャバラは北山村の特産の果実で、 2つを組み合わせたところ、 成分の溶ける量が2・5倍に向上することを発見した。
効果検証では、同社の従業員ら46人を対象に、花粉が舞う時期に約2カ月間、一日9粒を摂取させたところ、84・8%に当たる39人に症状緩和の効果があった。また、皮膚にアレルギーを持つ社員2人にも同様のモニター試験を行ったところ、 うち1人は1週間で回復するなど即効性の高さも示唆する結果が得られた。
商品は1瓶279粒入り (約1カ月分) で6300円。 同社のホームページや同社内売店 「長久庵」 で販売していく。
同社は県産の素材を使った研究にこだわっており、 他にも梅を煮込むなどして抽出した成分が、 インフルエンザウイルスの感染とまん延予防に作用することなども研究してきた。
商品などの問い合わせは同社 (℡073・482・1234、 FAX073・482・2244) まで。