臨時総会で役員改選の審議せず 和歌山県漁連
県漁業協同組合連合会に加盟する13漁協が糠善次会長ら全役員の改選を請求したことを受け、21日に和歌山市内で開かれた臨時総会は、この問題を審議することなく閉会する異例の事態となり、混乱収束のめどは立っていない。
13漁協が役員改選の請求書を提出したのは4月25日。水産業協同組合法の定めでは20日以内に臨時総会を開かなければならないが、県漁連理事会は総会を招集せず、県から違法状態を指摘されるなどしたため、県漁連監事が職権で臨時総会を招集した経緯がある。
臨時総会は県水産会館で非公開で行われた。県漁連事務局によると、会員の県内25漁協全てが出席(書面出席2、代理出席2を含む)したが、開始予定の午後1時半を過ぎても開会が宣言されないまま出席者の発言が相次ぎ、紛糾した。
2時を過ぎてようやく、亀井睦弘代表幹事(宇久井漁協組合長)が開会を宣言したが、議案審議や出席者の正式な発言は一切なく、後日再び臨時総会を招集することが伝えられ、数分で閉会となったという。
亀井代表幹事は事務局を通じて「(役員改選請求の)決を採らないまま閉会となったのは監事のミス」とコメントした。
次回の臨時総会の日程は未定。