小畑兄弟に国体切符 山岳競技和歌山県予選会
今秋岐阜県が舞台となる第67回国民体育大会の山岳競技県予選会が、このほど和歌山市毛見の紀三井寺公園内人工壁で開かれ、成年男子では小畑侑大、佳功兄弟が同ポイントで、ともに1位となり国体切符を手にした。少年男女と成年女子の近畿ブロック大会(8月18、19日・和歌山市)代表6選手も決まり、3年後の紀の国わかやま国体も視野に、選手たちの活躍が注目される。
山岳競技は、ロープを使って12㍍の高い壁を登るリード競技と、ロープなしで4㍍を登るボルダリング競技が行われ、昨年の山口国体では、高校生(和歌山北3年生)だった小畑兄弟が少年男子のボルダリング競技で、3位に入賞している。
今季からはふるさと選手として成年の部に出場するが、侑大、佳功両選手ともに新たなステージへ意欲満々で、若手選手のリーダーとして、同兄弟のさらなる飛躍が楽しみ。
予選会では、最終のリード競技が行われ、6分という制限時間の中で、12㍍の高さをより早く登り切るため選手たちも、それぞれの作戦を秘め人工壁に挑戦。知恵と体力を駆使して上位入賞へ熱い戦いが繰り広げられた。各部門の上位成績は次の通り。(※印近畿出場)
《少年男子》①※追田樹波(海南)②※前田涼太(紀北工)③前田拓哉(同)④溝本啄也(同)
《同女子》①※松本梓穂(市和歌山)②※広瀬絢(同)③仲前心晴(同)④京田優子(紀北工)⑤井上恵美子(同)⑥棗菜穂(市和歌山)
《成年男子》①小畑侑大、小畑佳功③田島康宏
《同女子》①※杉村紗恵子②※室谷三枝子③中島成美、森美咲