五色台聖苑に車いす7台寄贈 JAながみね
JAながみね(和歌山県海南市大野中、角谷泰宏代表理事専務)は8日、紀美野町国木原の総合葬祭施設、五色台聖苑(寺本光嘉管理者)に車いす7台を寄贈した。JAグループによる地域・農業活性化促進事業の一環で、車いすは高齢の参列者らが会場内を移動するのに活用される。
同事業は地域や農業の活性化を目指す取り組みで、同グループの金融部門、JA共済の協力の下に行われ、これまでにも加茂郷駅(同市下津町)へ防犯カメラ、国保野上厚生総合病院(同町小畑)へ車いすを寄贈している。
海南市・紀美野町・紀の川市により開設された同施設は葬祭、火葬、待合の各エリアが広大な敷地に備えられ、参列者の高齢化が進む中、車いすの増設が求められていた。
寄贈式で角谷代表理事は「地域社会のお役に立てる事業を今後も進めていきたい」とあいさつし、同施設管理者の寺本光嘉紀美野町長は「住民サービス向上につながり大変ありがたい。大切に使わせていただく」と謝辞を述べた。