前回同様一騎打ちか 知事選説明会に2陣営
任期満了に伴う知事選(11月8日告示、25日投開票)の立候補予定者説明会が3日、和歌山県庁で開かれた。すでに立候補の意志を表明している現職の仁坂吉伸氏(67)と、新人で市民団体「市民オンブズマンわかやま」事務局長の畑中正好氏(66)の2陣営が出席した。ともに無所属での立候補を予定している。
JR西日本や和歌山中央郵便局、NHK和歌山放送局、県警本部など関係機関が無料乗車券や通常はがきの取り扱い、政見放送、道路交通法などについて説明した。小濱孝夫県選管委員長は「ルールを順守し、明るくきれいな選挙を実践して」と呼び掛けた。
4選を目指す仁坂氏は自民党県連、公明党県本部、国民民主党県連が推薦を決定。畑中氏は共産党の推薦を受ける。両氏は2014年の前回選挙で一騎打ちを繰り広げており、今選挙も同様の構図になる公算が大きくなっている。
県選管によると、9月3日現在の選挙人名簿登録者数は82万4288人。