県決算20年ぶり不認定 漁港工事文書偽造で
和歌山県議会定例会は18日、本会議が開かれ、2017年度の一般会計決算を全会一致で不認定とした。県の決算が不認定となるのは1998年の2月定例会以来、20年ぶり。
本会議で決算特別委員会の坂本登委員長が、昨年度の一般会計決算について審議結果を報告。漁港整備工事を担当した元有田振興局副主査の男性(懲戒免職)が書類を偽造するなどし、未完成にもかかわらず5500万円が事業者に支払われた問題を受け、不認定にすべきだと説明した。
不認定による決算の効力に影響はないという。