統一選・参院選勝利を 公明県本部が年賀会
公明党県本部(代表=多田純一県議)は9日、新春年賀会を和歌山県和歌山市のホテルアバローム紀の国で開いた。党本部の北側一雄副代表をはじめ党所属議員や県内の首長、経済・文化など各種団体の代表、党員、連立与党の自民党の議員ら約600人が出席し、春の統一地方選、夏の参院選の勝利へ結束を呼び掛けた。
多田県本部代表は、1969年の衆院選・旧和歌山1区で初めて議席を獲得してから50年という県本部として重要な節目の年を迎えたことにふれ、統一地方選の県内予定候補17人の全員勝利へ、支援を訴えた。
北側副代表は、人口減少と高齢化が進んでいく中で社会保障をいかに維持するか、経済が縮小しないようにするかが日本の内政面の最大の課題とし、自公連立の安定した政権運営が必要と強調。「自民・公明は考え方が違う部分があるが、だからいい。多様な民意を聞き、それを実行していく」と述べ、政治決戦の年の必勝を期した。
今夏の参院選で同党は関西から現職2人と新人1人の擁立を決めており、比例区で4選を目指す山本香苗議員が決意を述べた。
来賓として仁坂吉伸知事、鶴保庸介参院議員、門博文衆院議員が祝辞。鏡開きの後、藤山将材県議会議長の発声で乾杯し、出席者は食事を交えて歓談した。