HYDEギャラリーが市役所に 観光大使就任で
和歌山県和歌山市出身のロックミュージシャン・HYDEさんが、市のふるさと観光大使に就任したのを記念したギャラリーが市役所1階に設置され、15日に除幕式が行われた。
HYDEさんは1月30日に和歌山ビッグホエールで行ったコンサート中、尾花正啓市長からふるさと観光大使の委嘱を受けて快諾。翌日には自身のツイッターで特急くろしおを紹介したり、和歌山の観光地を紹介するツイートを引用リツイートし「なんて素敵な和歌山なんでしょう(観光大使)」とコメントを添えたりと早速発信。ハッシュタグ「#なんて素敵な和歌山なんでしょう」も生まれ、ファンが和歌山各地の魅力を伝えるツイートが広がっている。
ギャラリーにはHYDEさんに贈られた委嘱状盾のレプリカと直筆のサイン、ふるさと観光大使の名刺、コンサートの写真が並ぶ。
尾花市長と市議会の松井紀博議長らにより幕が下ろされると待っていたファンからは拍手が起こり、ガラスケースの前はサイン色紙や盾を撮影するファンで混み合った。
沖縄から訪れた松田夏菜子さん(21)は「大阪に滞在していたので、ギャラリーができると聞いて足を延ばして来ました。コンサートはライブビューイングで見ていましたが、HYDEさんが観光大使になった和歌山市がうらやましいです。サインを近くで初めて見られたのでうれしい」と話していた。