和大留学生に卒業アルバム贈呈 和西RC

和歌山西ロータリークラブ(石塚宏介会長)は6日、和歌山県和歌山市中の式場ラヴィーナ和歌山で、和歌山大学の留学生のために製作した卒業記念アルバムを贈呈した。

アルバムの贈呈は、同クラブの国際奉仕プログラムの一環として、1995年から毎年実施。制作費を負担し、留学生が編集している。 アルバムはA4判カラーの51㌻。和歌山城での花見や紀の川市の農園でのハッサク狩り、鍋パーティーなどの写真をレイアウトし、卒業を迎えた学生の写真とメッセージを掲載している。

この日は留学生5人が出席。石塚会長は「良いことを実践しながら思いやりの心を大切に、これからも元気に歩んでほしい」と激励し、クラブからアルバムや花束を贈呈した。

中国からの留学生で、春には同大学大学院へ進学する王涛さん(25)は「さまざまな活動を通じて、有意義な生活を送れた」と笑顔。研究グローバル化推進機構国際連携部門の長友文子教授は「紙でできたアルバムはスマートフォンで納めるアルバムとは違い、本当にいい思い出」と感謝を伝えた。

同クラブによると、アルバム事業は本年度で終了する。来年度からは新たな交流プログラムを始める予定で、準備を進めているという。

卒業アルバムを手に留学生と石塚会長(右から3人目)

卒業アルバムを手に留学生と石塚会長(右から3人目)