和歌山城で26日ショー チェーンソーアート

 海南市別所の雨の森陶芸の里でこのほど、チェーンソーアーティスト・内藤済(わたる)さん指導のもと体験会が行われ、8人が思い思いに作品を仕上げた。

 チェーンソーアートは、チェーンソーを使い、1本の原木から動物などの形に削り上げていく。この日はスギを使って挑戦し、個性豊かなフクロウを形づくった。

 内藤さん率いるチームは、1月4日にテレビ東京系で放送された「TVチャンピオン極~豪快!ログハウス王選手権」で優勝。26日には和歌山城西の丸広場で、内藤さんらによるカービングショーが開かれる。

 内藤さんの妻が和歌山市出身であることが縁で実現。内藤さんと中村政人さん、松田玲さんの3人が約45分の時間内に、動物やベンチなどを削り上げる。何が出来上がるかは当日のお楽しみ。

 協賛する雨の森陶芸の里では「体験会は参加者全員が初心者でしたが、『基調な体験』と大好評でした。作品が仕上がるスピードと迫力のパフォーマンスが魅力。ぜひ豪快なチェーンソーさばきを間近で体感して」と呼び掛けている。

 午前10時半、午後0時半、2時半からの3回。観覧無料。問い合わせは大岡さん(℡090・8936・7174)。

さまざまな木彫りのフクロウが完成(雨の森陶芸の里提供)

さまざまな木彫りのフクロウが完成(雨の森陶芸の里提供)